江戸東京たてもの園 前川國男邸(都指定有形文化財)・田園調布の家 耐震補強工事
前川國男邸は、昭和17年に建築家前川國男の自邸として品川区に竣工した木造一部2階建の住宅で、昭和48年に解体されて部材は軽井沢の別荘に保存されました。その後、平成9年に江戸東京たてもの園に収蔵建物として復元され現在に至っ…
建物を活かす専門家集団 協同組合 伝統技法研究会 一級建築設計事務所
前川國男邸は、昭和17年に建築家前川國男の自邸として品川区に竣工した木造一部2階建の住宅で、昭和48年に解体されて部材は軽井沢の別荘に保存されました。その後、平成9年に江戸東京たてもの園に収蔵建物として復元され現在に至っ…
軽井沢の室生犀星記念館は、昭和6年(1931)から亡くなる前年の昭和36年まで、毎年夏を過ごした詩人で小説家の室生犀星の別荘です。別荘は門を入ると美しい苔の庭があり、それを囲んで軽井沢では珍しい和風の3棟の建物が建ってい…
三鷹市の有形文化財である三鷹市山本有三記念館は、清田龍之助によって、大正15年(1926)に建てられたと推定される地下1階地上2階建ての洋館住宅です。その後、昭和11年(1936)に山本有三が購入して昭和21年(1946…
旧近衛文麿別荘(市村記念館)は、大正15年(1926)に近衛文麿が購入した柳井にあった別荘で、昭和8年(1933)に政治学者市村今朝蔵が譲り受けて南原に移築し、一部改修が加えられています。その後、平成8年(1996)に軽…
フランス文学者の権威鈴木信太郎の邸宅。豊島区が寄贈を受け、調査・保存改修工事を経て鈴木信太郎記念館として2018年3月より一般公開されています。 建物は、建築年代がそれぞれ違う”座敷棟”、“茶の間”・ホール棟…
髙井鴻山記念館の翛然楼と土蔵、屋台蔵・穀蔵は、明治11年の火災時に焼け残った建物であり、特に史跡に指定されている翛然楼は髙井鴻山が住んでいたとされており、記念館の中心となる建物です。 本修理工事は、耐震補強と修理工事を行…
旧山崎家別邸は、川越の老舗菓子店「亀屋」の五代目嘉七の隠居所として大正14年(1925)に建てられました。設計は建物から庭園までを含めて建築家保岡勝也によるものです。この別邸は、大正期から昭和にかけて盛んとなった新しい住…
佐倉は、慶長15年、徳川家康の命により老中土井利勝が入封して佐倉城が築城され、その後長く堀田氏により治められ城下町として発展しました。また、明治以降は佐倉城址に歩兵連隊が置かれ、軍都としても栄えました。 成田街道に沿った…
古河市の旧富岡蔵は、明治39年に建てられた土蔵造りの見世で、道路拡幅に伴い、富岡氏が市有地まで曳家して古河市に寄贈されました。 移動する距離は約70mですが、道路が拡幅されて電線等の地中化後でないと曳家ができないことから…
東京都の世田谷区に建っていた洋館が平成12年(2000)に解体され、建主に縁のある岡崎市に寄贈されて文化施設として復元されました。解体時には、照明器具や家具などを含めて、ほぼ全てが建設当初の姿を維持していました。また、建…