佐倉市歴史的建造物基本調査
佐倉は、慶長15年、徳川家康の命により老中土井利勝が入封して佐倉城が築城され、その後長く堀田氏により治められ城下町として発展しました。また、明治以降は佐倉城址に歩兵連隊が置かれ、軍都としても栄えました。 成田街道に沿った…
建物を活かす専門家集団 協同組合 伝統技法研究会 一級建築設計事務所
佐倉は、慶長15年、徳川家康の命により老中土井利勝が入封して佐倉城が築城され、その後長く堀田氏により治められ城下町として発展しました。また、明治以降は佐倉城址に歩兵連隊が置かれ、軍都としても栄えました。 成田街道に沿った…
古河市の旧富岡蔵は、明治39年に建てられた土蔵造りの見世で、道路拡幅に伴い、富岡氏が市有地まで曳家して古河市に寄贈されました。 移動する距離は約70mですが、道路が拡幅されて電線等の地中化後でないと曳家ができないことから…
東京都の世田谷区に建っていた洋館が平成12年(2000)に解体され、建主に縁のある岡崎市に寄贈されて文化施設として復元されました。解体時には、照明器具や家具などを含めて、ほぼ全てが建設当初の姿を維持していました。また、建…
伝統技法研究会では、2008年から、中野区内の歴史的建造物調査を行ってきました。中野区は戦災により区内の建物の大半が焼失し、また強制疎開によって多くが破壊されましたが、今回の調査で私達が区内の東西南北、路地の奥まで隈無く…
坂長本店は、江戸時代から続く老舗の商家で、店蔵、袖蔵、主屋、文庫蔵、中蔵、石蔵の6棟の建物は国の登録有形文化財となっています。中でも店蔵と袖蔵は、古河城から移築されたと伝えられており、さらに文庫蔵も移築の可能性があります…
酒井蔵は、古河駅北西側にあり、鍛冶町通りの道路拡幅に伴い古河市に寄贈されたものです。平面はL字形をしており、長手部分は2階建ての倉庫で、北西の隅に8畳と6畳の和室からなる蔵座敷が取り付いています。 今回の工事は、耐震補強…
旧笠間家店蔵は、「川越蔵の会」の調査において棟札が発見され、川越大火直後の明治26年に建設されていることがわかっています。その後、昭和30年代に正面の下屋や外壁を取り除き、パラペット状の外壁に改造されていましたが、川越市…
雑司が谷旧宣教師館は明治40年に、アメリカ人宣教師マッケーレブの自邸として建築されました。昭和62年に豊島区の有形登録文化財に登録され、その後平成4年には区指定文化財、平成11年には東京都の指定有形文化財になりました。現…
伊藤左千夫生家は、史跡として千葉県の指定を受けた建物です。史跡内にはこの生家の他、土蔵と茶室「唯真閣」(昭和16年移築)があります。いずれも昭和50年代後半に大掛かりな復原修理等の工事が行われ、特に生家については明治14…
旧丹羽家の屋敷は、豊島区の防災広場の一つとして整備が進められており、主屋と庭等は取り壊されましたが、門と蔵は文化財として残され、染井地区のシンボル的存在として地域住民に親しまれています。平成21年には公園として広く開放さ…