軽井沢T邸別荘の見学会 / 2010年

2010年4月13日、軽井沢T邸別荘の見学会を行いました。今年の春は4月に入っても雪が降るなど天候不順で、見学会当日も天気が心配されましたが、日中は温かな晴天となりました。

T邸別荘は伝統技法研究会の角野(角野建築研究所)が修復の設計・監理をしたもので、一部水回り設備等を除き建築当初の状態に復原されました。昭和4年に建築されて後,何回か所有者が変わり、数年前にT氏が所有されましたが,外壁は雨水で黒ずみ、室内の一部は派手なペンキで塗られるなどしていました。T氏自らも当時の資料等の収集に尽力され,仕上げや下地に至るまで当時の工法を可能な限り用いて修理された結果、文化財レベルでの復原が実現しました。

木製硝子戸が全体に入った印象的なファサード

木製硝子戸が全体に入った印象的なファサード

外回りについての説明に聞き入る参加者

外回りについての説明に聞き入る参加者

2階サンルーム

2階サンルーム