子規庵土蔵荒壁付ワークショップ / 2020年

2019年12月より修理工事が行われている台東区根岸にある子規庵土蔵の荒壁付ワークショップを行いました。伝統技法研究会では関係者や会員に呼びかけ、見学と荒壁付の手伝いを体験しました。






 

 

子規庵土蔵について
土蔵は正岡子規が暮らした子規庵の庭先にあり、昭和2年に遺墨等の保管のため建てられました。規模は、土蔵造り平屋建て桁行2間、妻面1.5間で、屋根は瓦葺きです。また、建設当時の見積書や領収書も残されています。昭和20年には空襲により、周囲は焼け野原となり、子規庵も焼失してしまいましたが、この土蔵は焼け残り、子規に関わる貴重な遺品は守られました。