東漸寺本堂床下修理工事見学会 / 2013年

横須賀市にある松得山東漸寺の本堂は、江戸末期の建築と伝えられ、当初は寄棟茅葺き屋根でしたが、昭和期に入母屋の瓦葺き屋根に改装されています。

床梁の腐朽や、床束等に不具合が見つかったので、床梁の継木や、当初材を生かしながら床組全体の修理工事をおこないました。

補強工事が終了した7月12日に現場見学会を開きました。床板を張る日程を考慮したので直前の通知になったにも関わらず、会員の方も参加されました。

設計・監理を担当した伝統技法研究会の角野と施工した松本社寺建設の大工さんから、構法などの説明を受けながら、実際に見て触れて確認することができました。
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東漸寺本堂外観

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現場作業の様子。この日は根太を設置するための床梁の調整が
おこなわれていた

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内田大工さんと角野の説明を聞く